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【朝ドラ】なつぞら 3週目感想【お茶が欲しいGrandFather】

なつぞら 第3週の感想ブログです。

この週末ちょっといろいろあって家にずっといたので、撮り貯めてたなつぞら、いだてん(二ヶ月分くらい)をやっと消化。

プライムビデオでクレヨンしんちゃんの映画マラソンも始めたけど、

GW中に走りきれるかどうか…

 

■今週のあらすじ

昭和30年初夏、なつは牧場を手伝いつつ、農業高校に通っていた。ある朝、母牛が産気づき、泰樹は出産の準備をするが、生まれた子牛は息絶えようとしていた。動揺する泰樹たちの前で、なつは思わぬ行動で子牛の命を救う。一方、柴田家では酪農の経営をめぐり、泰樹と剛男がぶつかっていた。家族の仲違いに悩むなつは同級生の雪次郎(山田裕貴)に相談すると、演劇部顧問・倉田先生(柄本佑)を紹介される。倉田のアドバイスは意外なものだった!

(公式HPから抜粋)

www.nhk.or.jp

 

■9年後の"絵を描くこと"は"呼吸すること"

9年経ってなつも高校三年生、農業高校に通いつつ、柴田家の酪農に携わる日々。

学校で習った人工呼吸法で逆子の仔牛を蘇生させるなど、

泰樹(草刈正雄)にもできないことを覚え、柴田家には欠かせない存在に。

天陽くん(吉沢亮)とも続いており、お互いをデッサンしあう仲。

吉沢亮の顔が良くて尊い。はやくタチバナさんとの交信シーンを流してくれ。

 

デッサンシーンでは、今のなつや天陽くんにとっての"絵を描くこと"について

明確に話してくれていて、『トイレに行くことと同じ』とのこと。

『十勝の自然が厳しくても、絵を描くことでその厳しさと向き合える』、

忙しい日常をちゃんとアウトプットができていることが重要であると。

 

9年前、天陽くんにとって絵を描くことは『厳しい現実を消化するための

唯一の手段』だったのが、より呼吸のような位置づけに昇華していて、

9年前からの生活の安定や精神的な成長も見られる。

とはいえ、農業>絵であることは変わらなくて、あくまで絵を描くことは

自分自身の人生を見つめなおす一環である、というレベル。

モデルになった神田日勝もこんな感じだったのかな。

 

 

■"お茶"が欲しいな…

価格の透明化を推し進めたい農協 vs 昔ながらの人間関係を大事にしたい泰樹、

今週の大きなテーマ。

 

なつが家族の中における"自分の立場(泰樹と剛男との橋渡し)"を果たしたいけど、

演劇部の倉田先生(柄本佑)にも言われた通り、

自分の答えはどうなんだ」ということがイマイチあやふやだった。

これまでなつが(裕福な)柴田家の中で生きてきたゆえに、

自分自身の考えを良くも悪くも持たなくてもよかった。

考えを固めるために色々な人に相談して話を聞く、という行為が

なつの成長を思わせる一幕。

 

泰樹の昔の辛さ(守ってくれる存在がいなくて妻を亡くしたこと)を

知ったなつは、決して農協のことを意固地になって反対しているわけではなく、

だからこそ自分の力で生きていかないといけない、という方向で

泰樹が生きてきたことを知る。

 

皆と一緒に食卓を囲まず、一人自室で饅頭(?)を

呑み込もうとするも、『お茶が欲しいな…』と呟いて我慢する泰樹の図は、

好きなもの(これまでの人生・生きざま)を、年老いた自分自身(昔から変化した環境)が

呑み込めない(受け入れられない)から、お茶(家族の潤滑油であるなつ)に助けてほしい、

そんなようにも見える。

なつがいてくれたことで翌日の泰樹も少し素直に謝れた、その態度が

まさに『お茶』の重要な役割だったのではないか。

 

 

お茶考察、ちょっと深読みでしたかね。

今週は金・土の放送が見れなさそうなので、ブログはおろか

内容の堪能もできなさそうで不安です。

 

 

 

連続テレビ小説 なつぞら Part1 (NHKドラマ・ガイド)

連続テレビ小説 なつぞら Part1 (NHKドラマ・ガイド)

 

 

優しいあの子

優しいあの子

 

 

神田日勝 (ミュージアム新書)

神田日勝 (ミュージアム新書)

 

 

 

【朝ドラ】なつぞら 2週目感想【dreamのバトンをつなげ!】

遅れておりましたが、ようやく『なつぞら』2週目の感想を書きます。

タイトルはエグゼイドに寄せてみた。

 

週末にまとめて放送しているのはダイジェスト版なので、

しっかり見たい人向けじゃないのを初めて知りました。

 

■今週のあらすじ

〜なつよ、夢の扉を開け〜

東京の兄に会いたいと、家出したなつを富士子や剛男は、懸命に探す。一方、帯広にたどり着いたなつは警察に保護されたが、そこからも逃げだし、行き場を失っていた。ようやくなつを見つけた柴田家のみんなは、なつを抱きしめ、ずっとそばにいると誓う。柴田家の子として再び暮らし始めたなつは、泰樹の夢であるバターづくりを教えられる。そしてさらに将来につながる、大きな「夢」と出会うことになる。

(公式サイトから転載)

連続テレビ小説「なつぞら」|NHKオンライン

 

 

■"夢の扉"は家族になるための扉

今週は『夢』の描き方と対比が山場でしたね。

柴田家を家出したなつがお父さんの手紙を読み返すシーンでは、お父さん(内村光良)の語りの中で、自分が死んだ後にしか読まれない手紙の中でようやく『家族が一緒にいる』『夏祭りにも行ける』事をアニメで表現されるわけです。ここをなつが『夢を見た』と表現しちゃうところが切ない。

今週のタイトルが『夢の扉を開け』なのに、開いても悲しくて寂しいことしか出てこない。そりゃなつだってチクショーとか言うわな。

 

一方で、夢の扉を開いたことで、柴田家への入り口になる扉を開いたことにもつながる。

抑えていたなつの『どうして自分には家族がいないの』の問いに、あくまで『家族はいないがワシらはおる』と、いい意味で一線引いた距離感で歩み寄る泰樹(草刈正雄)。

安直に『ワシらが家族になる』と言わないあたりに、厳しい環境の中で生き抜いてきた人生経験が見え隠れしているように思う。

 

■"夢"のバトンリレー

週の前半で"なつの叶わなかった(家族と過ごす)夢"を描き、その流れから間を開けずに"泰樹の叶えたかった(これから孫達に託したい)夢"に自然につないでおり、うーんいい流れ。

完成したバターが、また新しい夢(好きな子のためにバターを使った美味しいお菓子を作る)につながっているのも、夢のバトンリレーが表現されているなぁと。

 

バターのエピソードが一段落して、いよいよ"なつのこれからの夢"(の芽になる)漫画映画の下り。ここも夢のバトンリレーですね。

チャンバラ!チャンバラ!

 

◾️現実との折り合い

週の後半では、天陽くん一家を中心とした『現実との折り合い』の付け方。

なんで天陽くんが死んだ馬ばかり書くのか、それは絵や馬が好きなんじゃなくて、

どうしようもない現実(自由に絵の具も使えない家庭環境や、生活に必要不可欠な

馬が死んでしまったこと)へ立ち向かう唯一の手段だったから。

 

泰樹の夢は、劇中では『叶いうる夢』だと思うし、これから出てくるなつの夢(アニメーター)も、

まぁ柴田家の裕福さを考えれば現実味があるんだけど、天陽くんの夢(十勝で生きる)は

正直難しいと言わざるを得ない。

戸次さんの言うところの『事情』が、お金や資源(馬や家、土地)といった『重い現実』だし、

そのあたりを開拓第一世代である泰樹が『事情なんかくそくらえだ!』って言って

人海戦術でごり押ししちゃうあたりが朝ドラって感じのハッピーさ。

 

でも、それらを踏まえた上での『なつにとってのおじいちゃん』が、本当の家族とは

違ったベクトルで『家族』であり『理想』であり『夢』になっていった、という文脈かなと。

そういう意味では、今週は『夢の扉をいくつも開いた』というタイトルが

ぴったりの週でした。

 

 

まだ第3週、一回も見てないのに金曜の夜になってしもうた…

 

 

連続テレビ小説 なつぞら Part1 (NHKドラマ・ガイド)

連続テレビ小説 なつぞら Part1 (NHKドラマ・ガイド)

 

 

 

優しいあの子

優しいあの子

 

 

 

 

 

【朝ドラ】なつぞら 1週目感想

毎年4月から半年間走り出すNHK 朝の連続小説『なつぞら』が4/1から始まりました。

毎週感想書き溜めておきたいなーと思って。

ちなみにリュウソウジャーはなんか乗れないのですでにモチベーションが下火。

 

なつよ、これがなつぞら

◾️あらすじ

公式HPのスクショにて対応。

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個人的には、『あさが来た』『まんぷく』みたいな有名人の一生を描いた作品より、

ひよっこ』『あまちゃん』みたいな一般人の一生を追った作品の方が好きです。

どうしても時代背景が昔になりがちなので、天寿を全うしましたエンドが多いのがなんか苦手。あと昔はよかった的な描写。

今回も戦後がスタートなので昔っちゃ昔だけど、アニメーターというあまりない職業での

切り口なので、従来と変わった『昔はよかった』を描いてくれるんじゃないかと。

 

◾️個人的見どころ

 

スピッツの新曲が主題歌

概ねこれがキッカケで見てるところが大きい。

最近はベスト版出してツアーやって、その上FCツアーやってで新作が出ていなかったので

久しぶりに供給されている感がある。

曲名的にはウサギのバイクを彷彿とさせるけど、曲調はつぐみっぽくて好き。

 

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②特撮出身者が多い

・吉澤亮(仮面ライダーフォーゼ)

・犬飼貴丈(仮面ライダービルド)

山田裕貴(海賊戦隊ゴーカイジャー)

 

ここ数年でスターダムにのし上がった特撮経験者が3人いる安心感。

犬飼くんはちょっと前もけもなれ出てたしこの勢いで売れてほしいなー。

 

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③チーム ナックス メンバーが大体出ている

大泉洋除く。

妻がナックスファンなので徐々に調教されている。

今年のハナタレナックスは録画して観ました。

 

TEAM NACS Official Site

 

 

なつよ、これがなつぞら 第1週目 感想だ

 

①想定通りOPが良い

見どころでも書いたけど『優しいあの子』が良い

Bメロのやや変則的なメロディに加えて、同じ北海道が舞台のドラマ『不便な便利屋』の曲の

雪風』を思わせる氷を散らす風すら 味方にもできるんだな のフレーズが良い。

雪風はFCライブで投票しました。

全体的に北海道にアテて書いてるのもあるけど、歌詞のフレーズごとに雄大な自然が分かる。

アニメも可愛くて好き。

 

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②なつの呼び方、成功体験

最初、なつのことを柴田家は『あの子』と呼んで受け入れきれてなかった。

柴田家ってそれぞれの役割が暗黙のうちに決まってて

それは実質的な家長の泰樹(渋すぎる草刈さん)からの信頼度合いで違うと思う。

最初どのポジションに在るべきか不明ななつは『あの子』としてしか表現できないし、

それを無意識で感じたなつは牛の世話も妹の世話も自分から名乗り出ているのだと思う。

なんていうか、なつは周りから求められる『役割』を無意識で果たそうとしているのかな。

だからこそ好きな(好きになる)絵の分野で何も求めてこない天陽(ウマ男子)に惹かれるとかか。

 

アイスクリームの下りで

『自分の頑張りによってしか、自分の立場は確立できない。

正しい環境なら、頑張ったことが正しく評価される』

とあり、最初の成功体験になっているので、多分これからのアニメーター人生も

この体験がベースで色々挫折や成功につながるんだろうなと。

 

 

考えながら書いていたら長くなってきたのでこの辺できります。

モチベが続けば来週も書くかも。

 

 

優しいあの子

優しいあの子

 

 

犬飼貴丈ファースト写真集 きせき

犬飼貴丈ファースト写真集 きせき

 

 



 

 

リュウソウジャー2話感想

先週から始まった騎士竜戦隊 リュウソウジャー 2話を見たので備忘録ティラ〜

 

今作から?最初の数話だけかもしれないけど、YouTubeで一話まるまる配信されてるので、通勤中の電車の中とかごはん食べながらの視聴が捗る。

特に食卓の僕の席はテレビが角度的にかなり見えないので、日曜に遅めの朝ごはんを食べながらだと実質ラジオ的に楽しむしかなかったりする。

 

■良かった点

①アクションがゴリゴリの剣技なので殺陣が映える

→今回はフェンシングの敵だったからってのもあるけど、複数人が剣を振り回して戦うのは見応えあるなと。

前作のルパパトがどっちも銃ばかりだったのでなおさらそう見えるだけかもしれない(両戦隊とも剣殺陣ほとんど覚えてないし、オモチャ的にパトメガボーもマジックハンド的ななにかも奮わなかったのかな…)。

ぜひ剣折れで闇落ちとか、剣折れ→パワーアップ復活(主題歌がBGMで流れる)の展開を。

 

②キシリュウオーがぐにゃぐにゃ動くので巨大戦が楽しい

→今作の見どころの一つだと思うけど、細身のキシリュウオーが跳躍するのはやっぱり見てて楽しい。

1号ロボがレッドソロなのはゴーバス以来だと記憶しているので久々だし、前作のVSXみたいなゴテゴテにならず、このまま軽やかなロボ戦(矛盾感のある言葉)に期待。

 

■あんまりよろしくなかった点

①『〇〇の騎士』の名乗りが分かりづらい

→勇猛、叡智、剛健って頭の中で一発変換難しくないか?

キョウリュウの牙とか弾丸とか雷鳴とかの方がキッズの真似はしてもらいやすいと思うぞ。

 

②等身大戦→巨大戦への移行がぬるっとしてて盛り上がりきれなかった

→レッドの『限界は自分で決めるな』的な流れからティラミーゴ復活がぬるぬるってなって一話ほどの盛り上がりはなかったように感じた。思えばゴーバスも最初の頃そんな感じだったかも。

 

③YouTuberさんがそんなに…

→普通の高校生常磐ソウゴに通じる痛さがあるけど、こちらはキャラの深みが浅そうな気がするので可愛さがまだ…。

ソウゴくんめちゃくちゃ重い設定だったからな、比べるのもハードル上げ過ぎか。

 

騎士竜戦隊リュウソウジャー 第02話[公式]【放送開始記念特別配信】 - YouTube

 

みんなで踊ろう!ケボーンダンス!(リュウソウチェンジver.)〔公式〕/「騎士竜戦隊リュウソウジャー」エンディング - YouTube

 

 

 

 

 

 

【スピッツ】結婚式でかけたいスピッツの曲 完全版【結婚式】

『ロビンソンとチェリーくらいならわかるよ!』というライトファンも、

『マサムネの微妙なMCを愛してる』というガチヲタも、

結婚式のBGMでスピッツをかけたくなるはず!!

 

というわけで、先日、私の結婚式でかけたスピッツの曲を

選定理由と一緒に振り返らせてください!!!

(選んだ時の思いを忘れないための備忘録的な)

 

■1.SUGINAMI MELODY (新郎新婦入場前)


ライブツアー『SAMENAI 2016』でオープニングSEとして使われておりました。

初めて妻と2人だけで行った公演で流れていたので、思い出の曲として。

 

■醒めない (新郎新婦入場)


『醒めないままで君に切なくて楽しい時をあげたい』のフレーズが

結婚式に合っておりました。

でもよく考えたら冒頭から『醒めない』って感情の時系列的に変やな…。

 

■運命の人 (乾杯曲)

乾杯のあとはやはり盛り上がる曲ということで。

『悲しい話は消えないけれど もっと輝く明日!!』って

至高の歌詞だと思いませんか。

 

日なたの窓に憧れて

選んだ妻曰く『(高層ビルの上の方でやった)会場に日なたが入ってくる感じ』と

いうことで決定。

ここから歓談タイムなので落ち着いた曲に入れてよかった。

 

■スカーレット


歌詞としては二人だけの楽園だし、曲調も好きで選んだんだけど、

PVはなかなか強烈。赤いコートの成人男子ってどうなんや…。

 

■スピカ

『幸せは途切れながらも 続くのです』

このワンフレーズだけで採用ですよ。つくづく結婚式向きだと思う。

 

■渚


最近では車のCMにも使われているし、初夏に合っているので。

蛇足だけど、このPVで出てくるバレリーナが『ルキンフォー』でも

再登場してくれてて、古参のファンは泣いたんじゃないだろうか。

 

君は太陽

大学生くらいの時の曲だったかな…。

曲名もコテコテなんだけどそれがよい。ホッタラケ!

 

■今


『噛み痕どこに残したい?』のフレーズがイケナイ感じしてよい。

スピッツの曲で『?』が歌詞に入っている曲でハズレないよね。

 

■ハネモノ


『巡る季節 追いかけていく 転びながら それでもいい調子』が

これから何年も連れ添う感じを醸し出していたので。

一時期ハネモノは一番好きな曲だったなぁ。

 

■幻のドラゴン


完全に自分チョイス。

遠距離にいる妻に荷物を贈る時、ダンボールのいらんところを

マッキーで塗りつぶしていたことを思いだす。

 

空も飛べるはず

■チェリー

このあたりからメジャー曲を続けていく作戦。

この頃のマサムネの髪型…。あやしいお兄さんである。

 

■ブチ

『そばにいて欲しいだけ』『君はブチこそ魅力』の2フレーズ一本釣り。

渋谷のVR展でやっていたのでこの曲好きになりました。

 

愛のしるし


今では貴重なコスプレスピッツ

2:54あたりのマサムネのキメ顔がよろしくない。

 

青い車 (新婦中座)

新婦のお母さんが好きだそうで。

『冷えた僕の手が君の首筋に噛み付いて弾けた朝』、卑猥という人と

絞殺っぽく思う人の2種類がいそう。

 

■猫になりたい (新郎中座)


こちらは新郎母の好きな曲。

小岩井の土になってしまいそうだ…。

 

■ランプ (新郎新婦再入場)


サビの『あなたに会いたいから』のワンフレーズ一本釣り。

ここからライブで言うと静かな曲タイムとなります。

結婚式もライブみたいなものです。

 

■聞かせてよ


この曲はセットリスト決めている時にぽっと出てきた曲で、

最初から入れる予定はなかったことを思い出します。

歌詞が最高すぎて選曲のタイミングでちょっと泣きそうになった。

『ありふれた愛の歌 歌い始める』のマサムネの声の伸びがすばらしい曲。

 

■ジュテーム?


ベタベタの愛の歌。途中に入る弦楽器といい

『君がいるのはイケないことだ』の歌詞といい最高。

スピッツの曲は時々『?』が歌詞に入ってくるけど、大概疑問符感嘆符が

入る曲は名曲だと思う。

 

■渚 (ケーキ入刀)

イントロくそやべーのコーナー!

ケーキ入刀自体が時間も短かったので、ほとんど出オチレベルの曲。

 

■夕焼け

『君のそばにいたい』『願うのはそれだけ 難しいかな』

 

■優しくなりたいな


本格的に寝させるタイムでした。

ただ、このあたりはようやく会が落ち着いてきたので、新郎新婦で

ガツガツ肉などを食べておりました。

新郎新婦共に初スピッツライブがスーベニアだから思い深い曲。

 

■魔法のコトバ


間奏の崎山さんのギター!以上!

映画ハチクロ懐かしいな。

 

■つぐみ


『きっと運命とか 超えるほど ありえない確率で 見つけ合えたよ』

つぐみってスピッツシングルの中では地味な部類だと思うけど、

歌詞はめちゃくちゃレベル高いと思うのよ。

 

■君と暮らせたら


別居婚なのでこれは一番最初から選曲候補に。

寂しいあの街でも君と暮らせたら可愛い年月になる、っていう表現がいいよね。

 

■ハートが帰らない

悲しげなAメロBメロからのサビ、羽生えます。

『霧が晴れたら二人でジュースでも』っていう弱々しい誘い文句もマサムネらしい。

 

■恋は夕暮れ

『恋は迷わずに飲む不幸の薬』ってひねくれた世界観。

単純に新郎新婦がどちらも好きだから入れた点が大きい。

この曲といえば昔のジャンボリーでやってたオーケストラ仕様が至高ですよね。

 

夢追い虫


『途中から変わっても全て許してやろう』

この一言が最も刺さる日に流したかった。

 

空も飛べるはず (手紙朗読)


最初は特に手紙朗読で曲は用意していなかったけど、

PAさんが気を利かせてオルゴール版を流してくれました。

さすがプロは違うな…。式の雰囲気とも相まって涙腺崩壊しかけ。

 

■正夢 (退場曲)


『どうか正夢 君と会えたら 何から話そう 笑って欲しい』

このフレーズを筆頭に全編ぴったりくる曲も珍しい。

新郎新婦間でも満場一致でこれを退場曲に使いたいということで採用。

もっと評価されてほしいスピッツ曲第1位っす。

 

 

 以上!

ここまで書くのにだいぶかかりましたが、

聞くたび聞くたびに式の様子が思い出されて、

改めて自分の好きなミュージシャンで式の演出ができて最高だったなと

思います。

ぜひスピッツ好きの皆様は結婚式でも積極的にかけていきましょう!

 

 

【ライブレポ】坂本真綾『LIVE TOUR 2015-2016“FOLLOW ME UP”』@愛知芸術劇場

年の瀬で仕事がぜんぜん納まらず業務端末も震え続ける中、

坂本真綾のライブ『LIVE TOUR 2015-2016“FOLLOW ME UP”』の

名古屋公演に参加してきました。

www.jvcmusic.co.jp

 

普段はオペラなど上演する愛知県芸術劇場 大ホールが会場だったので、

椅子がふかふかで座り心地が良すぎる。

中盤のしっとりタイムは意識がやばかった。

 

1.FOLLOW ME

2.Gift

3.SONIC BOOM

《MC.1》〜開演の挨拶〜

4.Be mine!

5.さなぎ

6.アルコ

7.Waiting for the rain

《MC.2》〜限定ライブ&好きな曲など〜

8.君の好きな人

9.That is To Say

10.ちびっこフォーク

11.DIVE

12.Tシャツ

13.まだうごく

14.レプリカ

《MC.3》〜幸せ→lala&内村&震災〜

15.Hello

16.幸せについて私が知っている5つの方法

17.色彩

18.Life is good

19.プラチナ

20.かすかなメロディ

21.アイリス

《MC.4》〜年末準備&最後の曲紹介〜 

22.シンガーソングライター

《アンコール MC》〜アンコール呼び声&メンバー紹介〜

23.これから

24.ポケットを空にして

 

-----------------------------------------------

1.FOLLOW ME

2.Gift

3.SONIC BOOM

珍しく開演時間18:00きっちりに開始。

会場が暗くなってバンドメンバーが続々と定位置にスタンバイ。

『FOLLOW ME』の前奏で観客をわくわくさせたところで舞台後方から

坂本真綾座長が登場。

赤と黒のチェックのツーピース、ノースリーブ。腋!!!

LIVEじゃあまりやらない『SONIC BOOM』が個人的にはうぉぉって感じでした。

 

《MC.1》〜開演の挨拶〜

 

『ド年末の忙しい時期にきていただき、ありがとうございます坂本真綾です!』

(会場全体を見回しながら)

『大丈夫です、見えてますよ! っていうのもね、今年中じゃないと使えないから…』

『春にやったさいたまスーパーアリーナのライブと今回のツアーは表裏一体、

コインの表と 裏のような存在です。この20周年を踏まえて、今回は私が歌いたい曲を選んでみました。

このライブが終わった後、新しく好きになる曲があるかもしれない。新アルバムを聞き込んでない「奴ら」も、改めて好きな曲ができるかもしれないと思っています』

冒頭からの「奴ら」発言で沸きかえる観客はドM気質。

 

4.Be mine!

5.さなぎ

6.アルコ

7.Waiting for the rain

新アルバムから連続4曲。

僕もあんまり聞き込んでない『奴ら』なので、アルコは曲名が思い出せなかった。

アルコって言ったら俺物語の作者でしょ。

 

《MC.2》〜限定ライブ&好きな曲など〜

 

「新アルバムには『20名限定のプレミアムライブ』ってのがありましたが、

なんでか名古屋会場はなかったのよね…

なんで!って私がみなさんの代わりにキレておきます!」

「プレミアムライブは各都市4名限定で至近距離で1曲だけ歌うわけなんですけど、

近すぎて目線を外した方が負けって感じのライブなんだよね。いいでしょ?」

 

「好きな曲3曲を選んでっていう質問があったけど、あれって何か1曲に

大きく偏ってないらしいんですよ、まだちゃんと集計してないけど。

好きな曲3曲選べっていうと、その人の人柄がでるよね。

 

ギターの石成さんの好きな曲は『Remedy』、『everywhere』、

あと1曲は考え中なんだっけ。私の作詞作曲の曲が入ってるのは嬉しいなぁ。

こうして並べてみると、石成さんって優しい人なんだなってわかるよねー」

 

「ピアノの河野さんは、さっき開演直前に無茶振りで聞いてみたら、

『決められないけど、自分の編曲した曲かなー』って言ってた!

私も好きな曲3つ挙げろって言われたら、自分の作曲した曲になるかな。

今の気分なら『FOLLOW ME』『これから』『シンガーソングライター』」

 

8.君の好きな人

9.はじまりの海

10.空気と星

11.DIVE

12.Tシャツ

13.まだうごく

14.レプリカ

 

8〜14がとにかくゆっくりである意味拷問。

背筋伸ばして聞いてたけど『まだうごく』あたりは結構やばかったです。

ということを察して、というかわかってて『レプリカ』で叩きおこす演出。

照明もギラギラして完全に目覚まし曲。

インストのところで一度坂本真綾退場、左肩がかなり露出しているドレスに

着替えて再登場。腋!!!

 

《MC》〜幸せ→lala&内村&震災〜

「みんな『まだうごく』あたり厳しかったでしょ?だから起こしてあげました!」

「さて、今年もいろいろと活動してきたんだけど、『幸せに〜』は

ちゃんと名前をすらすら言えるようになるまで時間かかったなー!

この曲巷では『幸せファイブ』って呼ばれてるんだよね?

cwの『色彩』はla la larksというバンドの皆様に曲を提供していただきました。

このバンド、もともとSFPのメンバーだった方も多くて。

この会場にも好きな人いるんじゃないかな?

 

その中の江口さんという方が岐阜の出身で、よく名古屋の話を聞かせてもらったり…

la la larksのボーカルの内村さんとは仲良くさせてもらってて、

この前は東京にあるコメダ珈琲のお店で6時間もだべっちゃって。

二人ともボーカリストだからお酒飲まないので素面で!

内容の大半は江口さんの悪口だったんだけどね!」

 

「あと、今年は4月にさいたまのライブをした時、

YCCMツアー中に震災のためにお蔵入りになったバスが出てきて、

あの時の気持ちを思い出させてくれました。

YCCMツアー再開もここ名古屋が出発点だったので、

名古屋に来るとその時のことが思い出されます」

 

「そのYCCMツアー再開の時、最初に歌おうと思ってた曲を考え直して

追加した曲、削った曲もありました。

その時、削った曲はどうしてもちゃんと歌ってあげたくて、

今から歌うのはそんな曲です。聞いてください」

 

15.Hello

16.幸せについて私が知っている5つの方法

17.色彩

18.Life is good

19.プラチナ

20.かすかなメロディ

21.アイリス

確かに震災直後に『Hello』は生々しすぎる気がする。

ここの曲目群ではとにかく『Life is good』の一言につきる。

5年近くいろいろライブ行ってるけど初めて聞きました。

『You know life is good !!』のところは全員に熱唱を求める坂本真綾

またやってほしいです。

 

《MC.4》〜年末準備&最後の曲紹介〜

「みんな、もうド年末なんだけど、大掃除とかした?」

(まだー!)

「だめじゃん(嘲笑) 私はね、昨日窓のゴムのあたりを綺麗にしましたよ!

えらいでしょ!『今年の汚れ、今年のうちに』ってことで、がんばってますよ」

 

「さて、最後の曲なんですが、私がさっき挙げた好きな3曲の中の1つを

歌わせていただきます。今じゃパスポートさえあればどこにでも

簡単に行ける世界だけど、海外には戦争とか悲しいこともたくさんあります。

『ことばも国も神様も越えてひとつになれる』ようになれればいいなと」

 

22.シンガーソングライター

この曲、僕の好きな3曲の中に入れてもいいかもって思える曲。

この1番Bメロの時、会場を歩き回って観客に目線を合わせてくれるなどした。

こういう時に目があったような錯覚が生まれさせるのが舞台上のスターの力ですよね。

 

《アンコール MC》〜アンコール呼び声&メンバー紹介〜

アンコール手拍子が始まるや否や、舞台向かって左側の男性が

「そーれアンコール!!アンコール!!」と大声で絶叫。

普段そこまでやらない坂本真綾ファンもちょっとびびってたけど、

会場の男性(主に40歳前後くらい?)に伝染、大合唱に。

 

ちょっとしてから坂本真綾登場。

「いやー、名古屋は他の会場よりもメンズが元気!びっくりした!

この前の札幌の時も『まあやー!(野郎声)』が聞こえて、

『いやー久々にこういうの聞いたな』ってちょっと嬉しくなりました。

(会場じゅうから「まあやー!」の叫び声)

ありがとーー!!

(引き続き、会場じゅうから「まあやー!」の叫び声 

あ、もういいです!」

 

「でも、これだけ声援があるのは本当にうれしいね。

私のライブ、初めての人っているー?

(けっこうな数が手をあげる)

こんなに!? お前ら今まで何してた!!」

 

「2週間ぶりくらいのライブで正直緊張してたので、すっかりメンバー紹介を忘れてた!みんな出てきて!」

 

「ギター:石成正人!

(ごめんなさいここだけ完全に記憶が抜けてます…)」

 

「パーカッション:三沢泉!

ね、ほんとかわいいでしょ?好きな曲3曲しっかり考えておいてね!」

 

「ドラム:佐野康夫

佐野さんの好きな3曲は『ユッカ』『僕たちが恋をする理由』『これから』

『僕たちが〜』なんてドラム叩かないのにね(笑)」

 

「ベース:大神田智彦!

カンちゃんの3曲は『極夜』『トライアングラー』もう1曲は考え中。

極夜とか演奏したら楽しそうだよねー」

 

「コーラス:高橋あず美&Lyn!

二人はこのツアーから私のコーラスに初参加!好きな曲考えておいてね!」

 

「バンマス:河野伸

河野さんはさっき聞いたら『トピアと…』って言ってた。やっぱり自分の

編曲した曲だね」

 

「アンコールは私の好きな3曲の中の1曲を歌わせていただきます。

この曲は長年関わってきた『たまゆら』というアニメの登場人物たちに

合わせて書いたものなんだけど、タイトルがすべてを表現している通り、

これからの私の活動のことを思って書いた曲でもあります」

 

23.これから

24.ポケットを空にして

最後はいつものように大合唱でした!

 

ごちそうさまでした!!

またよろしくお願いします! 

 

 

Yellow Dancer買いました

星野源の新アルバムの「Yellow Dancer」買いました。

 

YELLOW DANCER (初回限定盤A)

YELLOW DANCER (初回限定盤A)

 

 

11月終わりに壊れたPS3がないとBD再生できないんで、

なんとか発売日の12月2日に間に合わせるために頑張りました。

ありがとうソニーの岩手の修理工場のみなさん。

 

CD本編よりも夏のライブ映像を先に見てしまったので、すでに大変満足している。

ごはんよりもオカズの方で腹一杯って感じ。

このアルバムも2人ほど布教したので、ファンが増えるといいな。

愛知のライブツアーの席がとれなくなるのは勘弁だけれども。

 

ボーナスがそろそろでるっぽいので、iPad Air2 のグレイが欲しい。

雑誌読む用として。Wi-Fi版で。