【感想_MC内容あり】藤井風 “HELP EVER ARENA TOUR”@11/27 代々木第一体育館
行ってきましたよ、Fujii Kaze “HELP EVER ARENA TOUR”
藤井風、というと、音楽好きじゃないと意外と知らないかもしれない。
今年の紅白はBUMPと同じくらい出場確定だと思ってたけど、そうでないということは
世間の認知度はそうでもないのかもしれない。
藤井風は、コロナ禍にのハレー彗星型完璧人間だと思っています。マジで。
藤井風については公式HPですらあまり情報がないなぁと思うけど、
曲は公式YouTubeがPV満載なのでそちらでご確認ください。
で、その藤井風のライブに行ってきたのでその感想です。
■セットリスト
※Spotifyでプレイリスト作成しました
Fujii Kaze “HELP EVER ARENA TOUR” - playlist by ふぇぇ | Spotify
1.風よ
2.調子のっちゃって
3.優しさ
4.きらり
5.キリがないから
6.へでもねーよ
7.罪の香り
8.もうええわ
9.死ぬのがいいわ
10.特にない
11.帰ろう
12.青春病
13.何なんw
14.燃えよ
15.さよならべいべ
16.旅路
■感想
※特に記憶残ってるところを中心に箇条書き
1.風よ
→バンドメンバーが入場、いよいよ風くるかと思ったら
まさかのサックスと共に登場、『風よ』は一切歌わず
サックスだけのインスト仕様。
しかもサックス上手すぎて、素人目にはプロの奏者か?というレベル
冒頭から『何なんw(誉め言葉)』という感想
2.調子のっちゃって
3.優しさ
→1曲目からしっとり系だったので、そのままの雰囲気。
観客もライブで立つタイミングを逃し、そのまま座って聴き入る
風ちんは18番のピアノがっつり弾いてるし、
すでにチケット代は回収できたかな?というレベル
MC①
『なんか今日のみんなは大人びとるね…』
『拍手ひとつ取ってもしっとりしとる…しっとり…』
(ここでコメントに困りMCがやや迷子)
『今日はこのツアーのセミファイナル、燃えつきる勢いでやるよ』
『大人びてるみんなは、次の曲でもそのままでいられるかな?』
『きらり★(かわいこぶる風ちん)』
4.きらり
→今回のツアーの最も目玉曲が4曲目にして登場。
もちろんダンスも披露したんだけど、バックダンサー6名が
バッチバチに決まってて、黄色い照明もかっこよくて、
この4分間は『聴く麻薬』って感じ。冗談抜きで涙が出た。
まだライブBDの発売も決まってないけど課金確定。
5.キリがないから
→きらりで観客総立ちになったところで若干ミドルテンポの曲
藤井風はPVの演出に寄せてくるのが好きなのか、
PVに出てきたロボットがステージに登場。
ロボットダンスを決めて、最後は風とハイタッチ。
6.へでもねーよ
→突然ステージ上手に尺八を持った男性が登場。
イントロの部分を特別仕様で演奏。
他の会場ではスタジオ録音した尺八演奏だった?のかもだけど
今回は東京公演ということで長谷川将山さんの生演奏。
時代劇でも始まるような雰囲気ありました。
MC2
『代々木特別仕様で、長谷川将山さんの生演奏でした』
『こんなにかっこいい演奏されたらたまらんね』
『バンドの音も決めてかなきゃならんね、次は、"罪の香り"』
7.罪の香り
→演奏というよりも照明が印象的だった
会場全体を舐め回すような当て方で、逆らい難い良い光
8.もうええわ
9.死ぬのがいいわ
→すんません聴き入ってたからかあんまり記憶がない
10.特にない ~演奏前の小MC~
『次の曲はみんなと一緒に演奏したい』
『みんなの抱え込んでるモヤモヤとかそういうのが、
手拍子とか指パッチンする度に、1個ずつ消えていって、
みんな1人1人の中にある理想の自分に近づけるような、
そういう曲にしたいんじゃ』
※他のMCと混ざってるかも…
→『特にない』で煩悩が消えるようなもんじゃから藤井風は除夜の鐘
当然のようにピアノアクトで神演奏
11.帰ろう
→この曲だけは会場前方の大型モニタに風ちん映さず、
観客全員の視線はステージ上のピアノ奏者にくぎ付け。
照明も星空をイメージしたものになってて、
これは大型モニタつけてたらあかんわ、っていうくらいキレイ。
個人的にトップクラスで好きな曲だったのでここでも涙。
すでにチケット代1万円は安いの域まで来ている。
MC3
『今日の公演ももう後半になってきたので、そろそろバンドメンバー紹介するわ』
ベース:真船勝博
ドラム:佐治宣英
それぞれのソロプレイ後、Suchmosの代表曲『STAY TUNE』のワンコーラス披露
Suchmos全然詳しくないけどこれは知ってたのでエモかった…
12.青春病
13.何なんw
→ここも聴き入ってて記憶薄い。クッソかっこよかったことしか覚えていない
MC4
『今デビュー曲の何なんw聞いてもらったけど、最新の曲も聞いてくれる?』
『生きてると色々良いこと悪いことってあると思うんじゃけど、
『あー今日は散々な日だったな、でもまぁ次の日!』とか
『今日は最高な日だったわ、はい次の日!』みたいに、
今に集中して生きていくことが大事かなって思ってるんよ』
※ちょっとニュアンス違うかも
14.燃えよ
→再びバックダンサー陣登場。
観客の目はPixel6のカメラじゃないけど、PVを越えるかっこよさ
歌って踊れる男性ソロ歌手って最近だと星野源が筆頭だと思うんだけど、
今回のライブで星野源完全に超えてた。
申し訳ないけど恋ダンスは過去、というのが個人的な感想。
(いや星野源も何回かライブ行くくらいには好きだけどね)
15.さよならべいべ
→『来んと思った時はすぐに来た 時間ってこんな冷たかったかな』
このフレーズだけで終わりが近いことを感じられる曲。
"すぐに来た"のところで腕時計を見るフリも入れてた。
星野源のFriendshipのような、ライブの終わりを締めくくる定番曲なんだろうな。
すごい良い曲なんだけど聞きたくない曲
『(英語で)このツアーを彩ってくれたイカれたダンサーたちを紹介するぜ!』
『次がラストなんで、バンドメンバーからも一言ずつもらおうか』
→みんな揃って『演奏している自分たちの方が観客のみんなから元気をもらえた。
また風くんのツアーで一緒に遊びましょう!』とのこと
『ツアーも、この公演ももう終わりそうだけど、目指すべき旅路が
あるのなら少しでも前に進めるように、今日も明日もしっかり頑張るわ』
16.旅路
→学校の卒業式の定番合唱曲にならない方がおかしい
最後の曲というのもあって割れんばかりの拍手。
MC6(最後の挨拶)
バンドメンバー含めて4人で深々とお辞儀
その後、風ちん1人になってから、客席3方向にそれぞれ深々とお辞儀
バックで『燃えよ』が流れる中だったので、
退場の時の2番は本編並みに熱唱。
→アンコールなしで終了(終了アナウンスあり)
■結論
藤井風は完璧人間で、除夜の鐘
次のツアーも絶対行く
■写真ちょっとだけ