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特撮・音楽・ドラマ

【朝ドラ】なつぞら 5週目感想【ONE LIFEな再会】

どんどん更新が遅れております…

 

◾️今週のあらすじ

ある日、東京からひとりの学生が訪ねて来た。なつ(広瀬すず)と生き別れた幼なじみ・佐々岡信哉(工藤阿須加)だった。感動の再会もつかの間、信哉から兄・咲太郎(岡田将生)が新宿で働いているらしいと知らされ、なつは動揺する。そんななつを見ていた富士子(松嶋菜々子)は、一緒に東京に行こうと提案。夏休みを使って、なつは富士子とともに9年ぶりの上京を果たす。東京の目覚ましい復興に圧倒されつつ、なつは新宿の有名店・川村屋を訪ねる。そこの美人マダム・光子(比嘉愛未)から兄について貴重な情報を聞く。

あらすじ 第5週|連続テレビ小説「なつぞら」|NHKオンライン

 

◾️連れ戻し

柴田牧場まで伸哉(なつの命の恩人)が訪れるところからこの週は開始。

なつを育ててくれたお礼や連れ戻しの意思はないことを柴田牧場のメンバーに伝えるシーンで、

泰樹の不信感100%の顔がアレ。この週のラストの結婚命令にも出てるけど、

自分の孫以上に愛している故に、なつが『所有物』になっていることが伝わってくる。

富士子ちゃん(松嶋菜々子)は『大学へ行くなら今できる最善の努力を』に賛同してて、

『大学に行って自分の世界を広げたい』夕美子への当てつけのようにも映る。

 

柴田家、というか泰樹の家系は結構しっかりと『今の形、今の自分の場所』に縛られているような

描写が多いなと改めて。なつと東京に行くことも、そこで咲太郎に出会って

そのままなつ本人の人生に繋げさせる、というよりも、あくまで一時的な旅行であって

すぐに『柴田牧場に戻ってそこで人生を送る』ことを主軸にしている。

前週の白蛇姫の『個人を犠牲にして集団の幸せを成す』話が、

『なつを始めとする個人の自由を犠牲にして家族という集団の幸せを成す』ことにつながるので、

ここを北海道編でどう打ち破れるかだよね。

(まだこの後の週全然見れてないです…)

 

◾️咲太郎の手紙

一気に週後半に移り、最後の咲太郎からなつへの手紙。

長年心の拠り所にしてきた兄から『俺のことは忘れろ』の一文。これはくる。

 

東京への気持ちが『兄』だけであればここで北海道に帰ってそのまま、という展開も

あったのかもしれないけど、うっすらと『漫画映画』が残っていたのがこの後の展開に続く。

それって家族じゃなくて、なつ本人の思いがなつの人生を決めていくことになるので、

なし崩し的に東京に残って仕事に就くよくある朝ドラご都合主義じゃないんだなと。

自分の意思で自分のことを決めることが、これだけ色々と形を変えて出てくる週でした。

 

来週に続けよ…。

 

【資格】ビジネス統計スペシャリスト エクセル分析スペシャリスト(上級レベル)合格のために大事な3つのこと【統計】

突然資格の話を。

 

2月くらいに会社でExcelで使える統計について学ぶ研修があり、下記①〜③をやっておりました。で、今回③をギリギリでクリアしたのでちょっと書いておこうかと。

取得したのは『ビジネス統計スペシャリスト エクセル分析スペシャリスト(上級レベル)』です。

 


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①事前にVODで10時間以上統計のコンテンツを見る

②丸一日Excelを使った統計の研修を受ける

③統計検定2級、もしくはビジネス統計スペシャリスト  エクセル分析スペシャリスト(上級レベル)の資格を半年以内に取る

 

この資格、歴史が浅いせいかテキストも普通の書店には置いてないし、対策方法もよく分からないので、これから取る人の参考になれば。

 

◾️そもそも『ビジネス統計スペシャリスト  エクセル分析スペシャリスト(上級レベル)』とは

エクセル分析スペシャリスト(上級)は、データ分析の”実践”に重点をおき、分析データの理解・まとめ方、仮説検定、相関分析、回帰分析などを出題範囲に含みます。Excelの分析ツールや関数を活用して、ビジネスデータ分析の実践力を評価する試験 です。

エクセル分析スペシャリスト(上級レベル) | ビジネス統計スペシャリスト

 

試験時間:60分

合格点:700点(1,000点満点)

試験形式:CBT式(就活のSPIとかと同じ)

試験終了後すぐに合否が判定されます

試験費用:9,800円(税抜)

 

要は統計を実践レベルで使えることを証明するための試験。どれくらい実業務に活きているのかはちょっと自信がないけど、とりあえず前よりは基礎的な分析はできるようになっている気がする。

 

 

◾️合格のためにやったこと

①テキストを読み込む→ノートに自分なりにまとめる

 

Excel で学ぶ 実践ビジネスデータ分析  ビジネス統計スペシャリスト・エクセル分析スペシャリスト対応

Excel で学ぶ 実践ビジネスデータ分析 ビジネス統計スペシャリスト・エクセル分析スペシャリスト対応

 

 

ホントこのテキストに尽きる。

一般的な統計の参考書を補助的に使っても良いけど、とりあえず試験対策としてはこれ一冊で問題なし

一応他の参考書も買ってたけど、正直解説がわかりにくい(大学は私立文系、文学部的なところ出身なので統計勉強してないです)。

でもこれは割と読んでて引っかからなかったし、わかりやすく書いてくれている感。とにかく全部理解しましょう、ここに書いてあること以外は出ない感じ。

 

ただ、テキストに書き込むにしても余白も少ないし、なによりマーカ引くの好きじゃないので、読んでは咀嚼し、自分の言葉でB5のノートにまとめたりしていた。多分テキストの大事そうなところを書き写すだけでも効果あると思う。

 

②テキストの演習問題を何周か解いて、全部正解できるようにする

 

この資格は過去問がないので、正直どのレベルが出題されるか不安。不安で夜しか眠れなかった。

そのあたりについては、章末の演習問題がちゃんとできればとりあえず大丈夫そうです。特に知識問題は結構内容が同じだった。『間違っているものがあれば選べ』系が多いのでしっかり理解する必要あり。

後半のダミー変数とかそのあたりは、自分でダミー変数を作る作業も含めて練習しておかないとですね、最後の方時間なくなってめちゃくちゃ焦る(実体験)。

Excelを使う問題で時間を取られるので、知識系は即答できるくらいまで理解したほうがいいかなと思います。

 

Excelを使う問題は必ずExcelで練習

 

『データ分析』のボタンの位置から始まり、結構慣れが必要に感じました。

普段から仕事とかで統計に触れてないなら、とにかく演習を何度も繰り返しておかないと操作だけで時間を食うと思う。ちなみに関数に関しては、カイ二乗くらいは覚えてれば良さそう。あとは基本的なAVERAGE とかifでなんとかなる。

 

■その他

会場については町のパソコン教室みたいなところでやります。『ガヤついてて集中できないのでは?』と思ったけど、ノイズキャンセリングのヘッドフォンを準備してくれていたので、そのあたりは安心(使わなかったけど)。時計は試験中外すように言われるので、持っていってもあんまり意味なし。

 

 

こんなところでしょうか。

試験問題以外で思い出したりしたら追記するかも。

 

履歴書に書ける統計の資格って意外と少ないようで、メジャーなところで行くと統計検定とかオラクル関係。そういう流れの中でこの資格が役に立つかっていうとわからんのだけど、『統計それなりにわかる人』には見られるのでいいんでないでしょうか。

 

 

完全独習 統計学入門
 

 

 

 

 

【朝ドラ】なつぞら 4週目感想【演じないActress】

なつぞら 4週目の感想です。

GW前頃に新築一戸建てに引っ越しするとこまではよかったけど、BIGLOBE光の工事が6月下旬までできないとかいうクソ仕様のためテレビもネットも使えず、サラリーマンと朝ドラマラソンは非常にしんどい状況。ていうか今もしんどいわ!

 

auのフラット30契約&U-NEXT一ヶ月無料の合わせ技でなんとかなつぞら追いかけております。たまった分をなんとかせな。

 

■今週のあらすじ

泰樹と剛男の仲違いがきっかけで、演劇を始めたなつ。いざ入部すると演劇部の練習はとても厳しく、酪農との両立も難しくなっていく。さらに、顧問の倉田先生は、物語の重要な役をなつに与える。慣れないセリフに苦心するなつに、倉田は何度も何度もダメ出しを続ける。ある日、舞台美術を手伝いに来た天陽(吉沢亮)は、部室で落ち込んでいるなつを目にする。なつを追い詰める倉田に天陽が食ってかかると、倉田は思わぬことを打ち明ける。

あらすじ 第4週|連続テレビ小説「なつぞら」|NHKオンライン

 

■十勝の人こそ演劇が必要

週前半で倉田先生が言っていた『十勝の人こそ演劇が必要』、これが今週のコア部分でした。十勝に生きて開拓し、農業や畜産で命と共に過ごし、生の実感を得ている人々こそ、『魂』を込めた演劇ができる。

演劇の偉人世阿弥も『風姿花伝』の中で『思わざれば花なり、思えば花ならざりき』と言うように、演じようと思うことが前半のなつへの叱責に繋がっていた。なつが夜ふかしして登場人物のイラストを描いていたのも、客観的に白蛇伝説を見ようとしていたからで、そういう点から見て逆効果だったんだなと。(とはいえ、あの描写のおかげでなつがアニメ向きの絵を描けることや、天陽くんとの方向性の違い、天陽くんの絵の凄さが際立つので結構重要な場面)

魂なんかどこにもないフィクションのキャラクターの『魂を作る』ことへの天陽くんや倉田先生の姿勢って、クリエイター的には共通してて、究極的には自身との対話や人生経験の発露でしかその役(その作品や絵画)を表現できない。その発露の出し方がオリジナリティに繋がるので、そう考えると演劇部の『白蛇伝説』で表現できていたのって、奉樹との関係性を下敷きとして演じていたなつくらいしかいないのかも(どう見ても白蛇の子も別ベクトルで対話の結果だったけどね)。

 

◾️応援となつに求める姿

応援の形も色々あることが示された回でした。母の富士子ちゃんからは『親切にしてもらってる、と距離を感じるけど、母親としてやれることはやりたいと応援する』、夕見子からは『自分のために演じるなら応援する』、ヤスケン達雪月の3人からは『息子の晴れ舞台だし、金にならなくても応援する』。

 

それぞれの立場からそれぞれの応援の仕方があるけど、どれもなつや雪次郎に在ってほしい姿を求めていた。特に夕見子の『自分のため』っていうのは、これまでなつが無意識で自分を抑えて家族の役に立つ、というか家族の中の役を演じることをやめるように言うことに繋がっているし、精神的自立を促す一言。来週からの独り立ち編に続くための大事な一言でした。

 

■その他

1955年は牛乳の市場価格が70円程度/L、仕入れ値がその6割くらい(42円)とすると、仕入れ値が柴田牧場と天陽くん牧場で6円違うということは1割ほど違うわけか。そりゃ割に合わない。

戦後昭和史 - 牛乳と粉ミルクの価格推移

生乳の卸価格、地域差1.6倍 業界団体が初公表: 日本経済新聞

 

天陽くん、ていうか吉沢亮、顔がいい。

 

 

吉沢亮  PHOTO BOOK 『 One day off 』

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優しいあの子

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連続テレビ小説 なつぞら Part1 (NHKドラマ・ガイド)

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【朝ドラ】なつぞら 3週目感想【お茶が欲しいGrandFather】

なつぞら 第3週の感想ブログです。

この週末ちょっといろいろあって家にずっといたので、撮り貯めてたなつぞら、いだてん(二ヶ月分くらい)をやっと消化。

プライムビデオでクレヨンしんちゃんの映画マラソンも始めたけど、

GW中に走りきれるかどうか…

 

■今週のあらすじ

昭和30年初夏、なつは牧場を手伝いつつ、農業高校に通っていた。ある朝、母牛が産気づき、泰樹は出産の準備をするが、生まれた子牛は息絶えようとしていた。動揺する泰樹たちの前で、なつは思わぬ行動で子牛の命を救う。一方、柴田家では酪農の経営をめぐり、泰樹と剛男がぶつかっていた。家族の仲違いに悩むなつは同級生の雪次郎(山田裕貴)に相談すると、演劇部顧問・倉田先生(柄本佑)を紹介される。倉田のアドバイスは意外なものだった!

(公式HPから抜粋)

www.nhk.or.jp

 

■9年後の"絵を描くこと"は"呼吸すること"

9年経ってなつも高校三年生、農業高校に通いつつ、柴田家の酪農に携わる日々。

学校で習った人工呼吸法で逆子の仔牛を蘇生させるなど、

泰樹(草刈正雄)にもできないことを覚え、柴田家には欠かせない存在に。

天陽くん(吉沢亮)とも続いており、お互いをデッサンしあう仲。

吉沢亮の顔が良くて尊い。はやくタチバナさんとの交信シーンを流してくれ。

 

デッサンシーンでは、今のなつや天陽くんにとっての"絵を描くこと"について

明確に話してくれていて、『トイレに行くことと同じ』とのこと。

『十勝の自然が厳しくても、絵を描くことでその厳しさと向き合える』、

忙しい日常をちゃんとアウトプットができていることが重要であると。

 

9年前、天陽くんにとって絵を描くことは『厳しい現実を消化するための

唯一の手段』だったのが、より呼吸のような位置づけに昇華していて、

9年前からの生活の安定や精神的な成長も見られる。

とはいえ、農業>絵であることは変わらなくて、あくまで絵を描くことは

自分自身の人生を見つめなおす一環である、というレベル。

モデルになった神田日勝もこんな感じだったのかな。

 

 

■"お茶"が欲しいな…

価格の透明化を推し進めたい農協 vs 昔ながらの人間関係を大事にしたい泰樹、

今週の大きなテーマ。

 

なつが家族の中における"自分の立場(泰樹と剛男との橋渡し)"を果たしたいけど、

演劇部の倉田先生(柄本佑)にも言われた通り、

自分の答えはどうなんだ」ということがイマイチあやふやだった。

これまでなつが(裕福な)柴田家の中で生きてきたゆえに、

自分自身の考えを良くも悪くも持たなくてもよかった。

考えを固めるために色々な人に相談して話を聞く、という行為が

なつの成長を思わせる一幕。

 

泰樹の昔の辛さ(守ってくれる存在がいなくて妻を亡くしたこと)を

知ったなつは、決して農協のことを意固地になって反対しているわけではなく、

だからこそ自分の力で生きていかないといけない、という方向で

泰樹が生きてきたことを知る。

 

皆と一緒に食卓を囲まず、一人自室で饅頭(?)を

呑み込もうとするも、『お茶が欲しいな…』と呟いて我慢する泰樹の図は、

好きなもの(これまでの人生・生きざま)を、年老いた自分自身(昔から変化した環境)が

呑み込めない(受け入れられない)から、お茶(家族の潤滑油であるなつ)に助けてほしい、

そんなようにも見える。

なつがいてくれたことで翌日の泰樹も少し素直に謝れた、その態度が

まさに『お茶』の重要な役割だったのではないか。

 

 

お茶考察、ちょっと深読みでしたかね。

今週は金・土の放送が見れなさそうなので、ブログはおろか

内容の堪能もできなさそうで不安です。

 

 

 

連続テレビ小説 なつぞら Part1 (NHKドラマ・ガイド)

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優しいあの子

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神田日勝 (ミュージアム新書)

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【朝ドラ】なつぞら 2週目感想【dreamのバトンをつなげ!】

遅れておりましたが、ようやく『なつぞら』2週目の感想を書きます。

タイトルはエグゼイドに寄せてみた。

 

週末にまとめて放送しているのはダイジェスト版なので、

しっかり見たい人向けじゃないのを初めて知りました。

 

■今週のあらすじ

〜なつよ、夢の扉を開け〜

東京の兄に会いたいと、家出したなつを富士子や剛男は、懸命に探す。一方、帯広にたどり着いたなつは警察に保護されたが、そこからも逃げだし、行き場を失っていた。ようやくなつを見つけた柴田家のみんなは、なつを抱きしめ、ずっとそばにいると誓う。柴田家の子として再び暮らし始めたなつは、泰樹の夢であるバターづくりを教えられる。そしてさらに将来につながる、大きな「夢」と出会うことになる。

(公式サイトから転載)

連続テレビ小説「なつぞら」|NHKオンライン

 

 

■"夢の扉"は家族になるための扉

今週は『夢』の描き方と対比が山場でしたね。

柴田家を家出したなつがお父さんの手紙を読み返すシーンでは、お父さん(内村光良)の語りの中で、自分が死んだ後にしか読まれない手紙の中でようやく『家族が一緒にいる』『夏祭りにも行ける』事をアニメで表現されるわけです。ここをなつが『夢を見た』と表現しちゃうところが切ない。

今週のタイトルが『夢の扉を開け』なのに、開いても悲しくて寂しいことしか出てこない。そりゃなつだってチクショーとか言うわな。

 

一方で、夢の扉を開いたことで、柴田家への入り口になる扉を開いたことにもつながる。

抑えていたなつの『どうして自分には家族がいないの』の問いに、あくまで『家族はいないがワシらはおる』と、いい意味で一線引いた距離感で歩み寄る泰樹(草刈正雄)。

安直に『ワシらが家族になる』と言わないあたりに、厳しい環境の中で生き抜いてきた人生経験が見え隠れしているように思う。

 

■"夢"のバトンリレー

週の前半で"なつの叶わなかった(家族と過ごす)夢"を描き、その流れから間を開けずに"泰樹の叶えたかった(これから孫達に託したい)夢"に自然につないでおり、うーんいい流れ。

完成したバターが、また新しい夢(好きな子のためにバターを使った美味しいお菓子を作る)につながっているのも、夢のバトンリレーが表現されているなぁと。

 

バターのエピソードが一段落して、いよいよ"なつのこれからの夢"(の芽になる)漫画映画の下り。ここも夢のバトンリレーですね。

チャンバラ!チャンバラ!

 

◾️現実との折り合い

週の後半では、天陽くん一家を中心とした『現実との折り合い』の付け方。

なんで天陽くんが死んだ馬ばかり書くのか、それは絵や馬が好きなんじゃなくて、

どうしようもない現実(自由に絵の具も使えない家庭環境や、生活に必要不可欠な

馬が死んでしまったこと)へ立ち向かう唯一の手段だったから。

 

泰樹の夢は、劇中では『叶いうる夢』だと思うし、これから出てくるなつの夢(アニメーター)も、

まぁ柴田家の裕福さを考えれば現実味があるんだけど、天陽くんの夢(十勝で生きる)は

正直難しいと言わざるを得ない。

戸次さんの言うところの『事情』が、お金や資源(馬や家、土地)といった『重い現実』だし、

そのあたりを開拓第一世代である泰樹が『事情なんかくそくらえだ!』って言って

人海戦術でごり押ししちゃうあたりが朝ドラって感じのハッピーさ。

 

でも、それらを踏まえた上での『なつにとってのおじいちゃん』が、本当の家族とは

違ったベクトルで『家族』であり『理想』であり『夢』になっていった、という文脈かなと。

そういう意味では、今週は『夢の扉をいくつも開いた』というタイトルが

ぴったりの週でした。

 

 

まだ第3週、一回も見てないのに金曜の夜になってしもうた…

 

 

連続テレビ小説 なつぞら Part1 (NHKドラマ・ガイド)

連続テレビ小説 なつぞら Part1 (NHKドラマ・ガイド)

 

 

 

優しいあの子

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【朝ドラ】なつぞら 1週目感想

毎年4月から半年間走り出すNHK 朝の連続小説『なつぞら』が4/1から始まりました。

毎週感想書き溜めておきたいなーと思って。

ちなみにリュウソウジャーはなんか乗れないのですでにモチベーションが下火。

 

なつよ、これがなつぞら

◾️あらすじ

公式HPのスクショにて対応。

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個人的には、『あさが来た』『まんぷく』みたいな有名人の一生を描いた作品より、

ひよっこ』『あまちゃん』みたいな一般人の一生を追った作品の方が好きです。

どうしても時代背景が昔になりがちなので、天寿を全うしましたエンドが多いのがなんか苦手。あと昔はよかった的な描写。

今回も戦後がスタートなので昔っちゃ昔だけど、アニメーターというあまりない職業での

切り口なので、従来と変わった『昔はよかった』を描いてくれるんじゃないかと。

 

◾️個人的見どころ

 

スピッツの新曲が主題歌

概ねこれがキッカケで見てるところが大きい。

最近はベスト版出してツアーやって、その上FCツアーやってで新作が出ていなかったので

久しぶりに供給されている感がある。

曲名的にはウサギのバイクを彷彿とさせるけど、曲調はつぐみっぽくて好き。

 

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②特撮出身者が多い

・吉澤亮(仮面ライダーフォーゼ)

・犬飼貴丈(仮面ライダービルド)

山田裕貴(海賊戦隊ゴーカイジャー)

 

ここ数年でスターダムにのし上がった特撮経験者が3人いる安心感。

犬飼くんはちょっと前もけもなれ出てたしこの勢いで売れてほしいなー。

 

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③チーム ナックス メンバーが大体出ている

大泉洋除く。

妻がナックスファンなので徐々に調教されている。

今年のハナタレナックスは録画して観ました。

 

TEAM NACS Official Site

 

 

なつよ、これがなつぞら 第1週目 感想だ

 

①想定通りOPが良い

見どころでも書いたけど『優しいあの子』が良い

Bメロのやや変則的なメロディに加えて、同じ北海道が舞台のドラマ『不便な便利屋』の曲の

雪風』を思わせる氷を散らす風すら 味方にもできるんだな のフレーズが良い。

雪風はFCライブで投票しました。

全体的に北海道にアテて書いてるのもあるけど、歌詞のフレーズごとに雄大な自然が分かる。

アニメも可愛くて好き。

 

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②なつの呼び方、成功体験

最初、なつのことを柴田家は『あの子』と呼んで受け入れきれてなかった。

柴田家ってそれぞれの役割が暗黙のうちに決まってて

それは実質的な家長の泰樹(渋すぎる草刈さん)からの信頼度合いで違うと思う。

最初どのポジションに在るべきか不明ななつは『あの子』としてしか表現できないし、

それを無意識で感じたなつは牛の世話も妹の世話も自分から名乗り出ているのだと思う。

なんていうか、なつは周りから求められる『役割』を無意識で果たそうとしているのかな。

だからこそ好きな(好きになる)絵の分野で何も求めてこない天陽(ウマ男子)に惹かれるとかか。

 

アイスクリームの下りで

『自分の頑張りによってしか、自分の立場は確立できない。

正しい環境なら、頑張ったことが正しく評価される』

とあり、最初の成功体験になっているので、多分これからのアニメーター人生も

この体験がベースで色々挫折や成功につながるんだろうなと。

 

 

考えながら書いていたら長くなってきたのでこの辺できります。

モチベが続けば来週も書くかも。

 

 

優しいあの子

優しいあの子

 

 

犬飼貴丈ファースト写真集 きせき

犬飼貴丈ファースト写真集 きせき

 

 



 

 

リュウソウジャー2話感想

先週から始まった騎士竜戦隊 リュウソウジャー 2話を見たので備忘録ティラ〜

 

今作から?最初の数話だけかもしれないけど、YouTubeで一話まるまる配信されてるので、通勤中の電車の中とかごはん食べながらの視聴が捗る。

特に食卓の僕の席はテレビが角度的にかなり見えないので、日曜に遅めの朝ごはんを食べながらだと実質ラジオ的に楽しむしかなかったりする。

 

■良かった点

①アクションがゴリゴリの剣技なので殺陣が映える

→今回はフェンシングの敵だったからってのもあるけど、複数人が剣を振り回して戦うのは見応えあるなと。

前作のルパパトがどっちも銃ばかりだったのでなおさらそう見えるだけかもしれない(両戦隊とも剣殺陣ほとんど覚えてないし、オモチャ的にパトメガボーもマジックハンド的ななにかも奮わなかったのかな…)。

ぜひ剣折れで闇落ちとか、剣折れ→パワーアップ復活(主題歌がBGMで流れる)の展開を。

 

②キシリュウオーがぐにゃぐにゃ動くので巨大戦が楽しい

→今作の見どころの一つだと思うけど、細身のキシリュウオーが跳躍するのはやっぱり見てて楽しい。

1号ロボがレッドソロなのはゴーバス以来だと記憶しているので久々だし、前作のVSXみたいなゴテゴテにならず、このまま軽やかなロボ戦(矛盾感のある言葉)に期待。

 

■あんまりよろしくなかった点

①『〇〇の騎士』の名乗りが分かりづらい

→勇猛、叡智、剛健って頭の中で一発変換難しくないか?

キョウリュウの牙とか弾丸とか雷鳴とかの方がキッズの真似はしてもらいやすいと思うぞ。

 

②等身大戦→巨大戦への移行がぬるっとしてて盛り上がりきれなかった

→レッドの『限界は自分で決めるな』的な流れからティラミーゴ復活がぬるぬるってなって一話ほどの盛り上がりはなかったように感じた。思えばゴーバスも最初の頃そんな感じだったかも。

 

③YouTuberさんがそんなに…

→普通の高校生常磐ソウゴに通じる痛さがあるけど、こちらはキャラの深みが浅そうな気がするので可愛さがまだ…。

ソウゴくんめちゃくちゃ重い設定だったからな、比べるのもハードル上げ過ぎか。

 

騎士竜戦隊リュウソウジャー 第02話[公式]【放送開始記念特別配信】 - YouTube

 

みんなで踊ろう!ケボーンダンス!(リュウソウチェンジver.)〔公式〕/「騎士竜戦隊リュウソウジャー」エンディング - YouTube